50代からの100円「お金ノート」おすすめ

コラム

先日、「今すぐ楽になるお金の使い方」より「これから豊かになっていくお金の使い方」という記事を書きました。
読んでいない方はこちらからどうぞ
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しかし、その理屈はわかっていても習慣になっていないと「豊かになる使い方」なんて絶対無理だなと思った僕が一番最初にやった投資があります。

それは、100円均一でノートの購入。
普通のキャンパスノートです。

「これ一冊で、本気で自分のお金の使い方と向き合ってみよう」
そう決めたところから、少しずつ状況が変わり始めました。

この記事では、100円ノートでどうやってマインドチェンジしていったかを書いていきます。

100均ノートでやったこと

やったことはシンプルで、毎日そのノートに
・その日に使ったお金
・それを「今の自分をラクにするお金」か「将来の自分をラクにするお金」か
・だいたいでいいので、その日の時間の使い方

これだけを書いていきました。

細かい家計簿じゃなくてOKです。
僕自身、家計簿すらつけないタイプだったので、かなりざっくりでしたが効果はありました。

たとえば、1日1ページ。
ページの真ん中に横線を引いて、上には未来のために使ったお金や時間、下には今日楽するために使ったお金や時間。
こんな感じで書きます。

上段
・本屋でノウハウ本 1,500円
・仕事の合間に読書2時間
下段
・コンビニ弁当 850円
・コンビニスイーツ 280円
・SNSだらだら1時間
・スポーツ新聞130円

こんなラフなメモでした。

感情より記録

最初の1週間くらいは、「これは投資だ、これは消費だ」と、頭の中で善悪のジャッジをしながら嫌悪感を抱きながら書いてましたが、間違えでした。
「ただ記録する」ことに集中するよ方がいいです。
いろいろジャッジしないで、ただその時の感情を思い出して記録した方がいいかもしれません。

記録を続けると、不思議なことに“使う瞬間”の自分の思考が変わっていきました。

「これは今だけラクになるお金だよな」
「これは半年後の自分がラクになるお金だよな」
「これ買ったも、すぐに飽きるんだろうな・・・結局捨てることになる」

こんなふうに、購入前にいつもより多く考えるクセがつき始めたんです。

自分に課した「鉄壁ルール」

続けるために、ひとつだけ自分ルールを決めました。

ノートをつけるのをやめたら、一生貧乏。

かなり極端ですが、お金に対して怠け者だった僕は、本気でそう自分に言い聞かせました。
「このノートをやめた瞬間、僕はまたお金に振り回される人生に戻る。そのうち詰む。」って自分に言い聞かせて自分に向かって恐怖を煽りました。

だから、さぼってしまう日があっても「やべ、貧乏になるわ」と焦って、翌日に思い出しながら書き足すこともありました。

それを繰り返しているうちに、「とりあえず帳尻を合わせにいく自分」が育っていき、この感覚と習慣が定着したことは、のちのちかなり大きい成果をあげられるまでになりました。
お金のことに限らず「放置しないで、どこかで必ず向き合う」というクセがついたんです。

見えてきた現実

ノートを書き続けて数週間たつと、イヤでも現実が見えてきます。

・ほとんどの出費が「今日のしんどさをごまかすためのお金」になっている
・疲れたから外食、めんどくさいからタクシー、不安だからネットでポチる…が定番コース
・将来の自分をラクにしてくれるお金は、ほぼゼロに近い

当時の僕は、「お金が欲しい」「生活を楽にしたい」と言いながら、お金で自分のしんどさを紛らわしているだけだったんだな、と気づきました。

そして、少しだけでも

・勉強のための本
・仕事に役立つ道具
・体が喜ぶちゃんとした食材

にお金を使えた日は、ノートの上でも気分が違うんですよね。気持ちいいんです。
自己肯定感が安定していくというか。

たとえば、ほうれん草がいつもより高かったとしても、「これは自分の体を元気にする投資だ」と決めて買うようになりました。
以前なら「高い」=「買わない」「安い」=「買う」でしたから、それを自覚した時は「自分変わってきたな」って思いました。

同じ“食べ物を買う”でも、「ストレスの穴埋め」で買う甘いお菓子と、「明日の自分のコンディションを整える」つもりで買う食材では、使っているお金の意味が、まったく変わってくるんですよね。

ここで僕は

何を買うかより、どんな意識でお金を使うか、の方がよっぽど大事なんだな、と思うようになりました。

100円ノートの良いところ

このノートの良いところは、難しいことをしていないところです。
難しい家計簿じゃないのが良かったのかもしれません。

・レシートを一枚ずつ貼る必要もない
・きっちり金額を合わせる必要もない
・科目を完璧に仕分ける必要もない

「今日はこんなお金を使ったな」
「これは今をラクにするお金だったな」
「これは将来の自分を助けるお金だったな」

そのくらいの温度感で十分。

大事なのは、“なんとなく”使っていたお金を、いったん言語化して今の自分の状態を自覚させられるところ。

それだけでも、「お金に振り回されている感覚」が少しずつ薄れていきます。

50代からの「お金ノート」おすすめの始め方

もし、今この記事を読んでいて、

・お金の不安で頭がいっぱい
・借金やローンが重くて、何から手をつければいいかわからない
・将来のことを考えると、夜中に目が覚める

そんな状態なら、まずは“100円の投資”からで大丈夫です。

1)100均で、ノートを1冊買う
2)表紙の裏に、こんな一文を書く
「このノートをやめたら、また一生お金に振り回される」
3)毎晩寝る前に3〜5行だけでいいので、その日の
・使ったお金
・今ラク or 将来ラク
・時間の使い方で誇れることを1つ
をメモする。

完璧を目指さなくてOKです。
逆に完璧じゃない方がいいです。

ノート1冊書いたくらいで、借金が一気になくなるわけじゃありません。
でも、「何もしていないゼロの自分」からは、確実に一歩抜け出すことができます。

50代は、これからのお金と人生の両方をどう整えていくかが、じわじわ効いてくる世代です。

もし今、お金のことで心がすり減っているなら、まずは100円だけ、“未来の自分のための投資”としてノートを買って未来の自分に「投資」してみるといいですよ。

きっと、その1冊が、「今をラクにするだけのお金」から「これからの自分をラクにしていくお金」への小さなスイッチになるはずです。

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