50代になると、仕事・家族・人間関係・体力や将来への不安などが重なり、自分でも抑えられないほどの怒りを感じることがあります。
自分にとって大切なことをおざなりに扱われたり、いい加減な対応をされたり、車の運転中などに身の危険を感じたりするような行動をとられたりしたとき、なんでだよ!どうしてこうなるんだよ!と私もつい声を荒げてしまったり、怒りを露わにしてしまうことが多くなったような気がします。
怒りは決して悪者ではありません。
しかし、扱い方を誤ると自分自身を深く疲れさせてしまうのも事実です。
ここでは、こういったどうしようもない怒りが湧いたときの対処法を簡潔にまとめます。
1.報復してしまいそうなほど怒ったときの即効対処
怒りのピークは長くても90秒ほどと言われています。
その間は「考えない・判断しない」ことが最優先です。
- その場を物理的に離れる。
- 深呼吸を3回行い、吐く息を長くする。
- 心の中で「今は反応しない」と繰り返す。
この段階で行動すると、まして相手に報復行為等をとってしまうと大きな問題や後悔につながりやすくなります。
2.収まらない怒りは抑えず、外に出す
怒りを無理に抑え込むと、心や体に蓄積されていきます。
実際その場ではなかなか冷静にはなれないものですが…
- 紙に本音をそのまま書き出す。
- 声に出さず、心の中で思い切り言い切る。
- 軽く体を動かし、体の緊張を抜く。
怒りを「吐き出す」ことが、落ち着きを取り戻す第一歩です。
3.怒りの奥にある本当の感情を見る
強い怒りの多くは、
- 認めてほしかった。
- 大切にされたかった。
- 我慢し続けてきた。
といった感情の裏返しです。
「私は何に傷ついたのか?」と、自分に問いかけてみてください。
4.怒りを自分を守るサインとして使う
怒りは「もう限界だ」という心からの警告でもあります。
- 無理な関係から距離を取る。
- 言えなかった本音を小さく伝える。
- 自分を後回しにしない選択をする。
怒りを責めるのではなく、人生を整えるヒントとして活かしていきましょう。
まとめ
50代からの怒りは、弱さではありませんし、まして悪いことではありません。
これまで頑張ってきた証です。
怒りを覚えることや、怒ってしまう自分を、決して悪いことと思ったり、自分は人間が出来ていないなどと責めたりしないでください。
反応しない。
吐き出す。
本音に気づく。
行動を変える。
この流れを意識することで、怒りは少しずつ力を失っていきます。
自分を守るための感情として、上手に付き合っていければいいですね。