──心のケアと現実的な一歩で「安心」を取り戻す方法──
お金の不安がドンとある時に「心をケアする余裕なんてないよ」と感じるのが普通です。
この感覚は、まったく間違ってないと思います。自分も正直そう思います。
ただ『お金の不安』が強くなりすぎると判断力がガクッと落ちてしまって、本来ならちゃんと効くはずの対策が手につかなくなり、底なし沼の自転車操業へまっしぐらなんてことにもなります。
だからここで話したいのは「まずは心を癒しましょう」というフワッとした話ではなくて、現実の一手をちゃんと打てる状態に戻るための「準備運動」のようなものだと思って読んでください。
50代は、定年後の収入減や老後資金の不安、住宅ローンや各種ローン、子どもの教育費や親の介護など、いろんなものが一気に視界に入ってくる時期です。
なので、眠れない、気持ちが沈む、将来が怖い……そんな状態になりやすくて、僕自身もこの種類の不安とまったく無縁だとは言えません。
でも、お金の不安って「気合い」や「根性」でねじ伏せるものではなくて、ある程度は“手順”で軽くできる部分が大きいんですよね。
そして、大事なのは、一発逆転を狙わないこと。
心と現実、どちらか片方だけを動かそうとするんじゃなくて、両方を少しずつ同じタイミングで動かしていくことなんです。
借金は見える化する
最初の一歩は難しいことじゃなくて、紙やメモアプリに今の数字を書き出すことからで大丈夫です。
毎月の収入、家賃や光熱費や通信費などの固定費、食費や交際費などの変動費、借金があるなら残額と金利と毎月の返済額。
このくらいを書いてみるだけでも、頭の中のモヤモヤが少し形になってきます。「なんとなく不安」が「ここが重いんだな」に変わってくると、少しずつですが行動が戻ってきます。
固定費の見直し
次に手を付けるなら、効果が続きやすい固定費の見直しです。
スマホ料金、生命保険や医療保険、電気ガス料金、使っていないサブスク。
ここは頑張るというより、プランやサービスを差し替える作業に近いので、一度見直すだけで毎月5,000〜1万円くらい変わる人も普通にいます。
ただ、借金の額が心の余裕を超えてしまっている人は「そんなの焼け石に水だよ」って手をつけません。でも
でもそういう考えが今の借金地獄を膨らませているケースがほとんど。
借金があること自体は恥ではありません。向き合わないまま放置してしまう方が、じわじわ苦しくなっていきます。
優先順位はシンプルで、まずは滞納しないこと、次に金利が高いものから整理していくこと。
専門機関への相談
すでにきつい状態なら、なるべく早めに相談してしまった方が楽です。
自治体の多重債務相談窓口や法テラス、日本クレジットカウンセリング協会などは「もう限界の最後の砦」ではなくて、気力が尽きる前に使っていい場所です。
そこで返済計画の見直しや金利引き下げの交渉、おまとめローンや任意整理といった選択肢を一緒に検討してくれますし、状況によって正解が変わるからこそ、一人で抱え込まないことが本当に大事になってきます。
小口の収入源を増やす
予防線としては、小さくてもいいので別口の収入源を一つ持てるとメンタルがかなり変わります。
月5,000円でも「ゼロじゃない」「自分でも作れた」という感覚が、想像以上に心に効きます。副業と聞くと構えてしまいますが、最初はお小遣いレベルで十分で、それだけでも「全部を本業の給料だけに頼らなくていい」という安心感が生まれます。
そして最後に、一番大事なポイントです。不安が強いときほど、人は「こんな歳になって何やってるんだろう」と自分を責めがちになります。
でも、50代からのお金の問題は本当に珍しいものではありませんし、お金のことは「改善できるテーマ」です。
年齢が理由でアウトになる話ではないんですよね。
大切なのは、心を整えるのはゴールではなくて、現実の一歩を踏み出すための土台づくりです。
まとめ
できることを一つずつ、順番に。
完璧じゃなくていいので、少しずつ「安心側」に重心を戻していく。
それが大事だと思います。
このサイトでは、これから「お金」に関してのテーマも少しずつ記事にしていきますので、自分のペースで読んでもらえたらうれしいです。