50代の眠り改革。8時間睡眠への執着を捨てて、私が手に入れた『朝の軽やかさ』

「なんだか最近、寝ても疲れが取れないな……」

50代を過ぎてから、私はそんな焦りを感じるようになりました。

若い頃のように、布団に入れば朝まで一直線に眠る、
ということが難しくなっていたのです。

最初は「もう若くないから」と落ち込んでいました。

しかしある時、私は「長く眠ること」に固執するのをやめてみることにしました。

まず変えたのは、夜の過ごし方です。

スマホをリビングに置き去りにして、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる。
そして、間接照明の灯りの中で「今日もお疲れ様」と自分に声をかける。

そんな、誰に見せるわけでもない「儀式」を大切にし始めたのです。

また、朝の習慣も少しだけ変えました。

起きてすぐにカーテンを開け、冷たい空気を吸い込む。

それだけで、重かった頭がスッと冴えていくような気がします。

難しい理屈やホルモンのことは分かりません。

でも、眠れない夜に「寝なきゃ!」と焦るのをやめ、
「眠れないなら、静かな時間を楽しもう」と開き直ったことで、
結果的に心穏やかな朝を迎えられる日が増えてきたように思います。

眠りは「生き方の鏡」。

無理に理想を追いかけず、
今の自分に合った「心地よい休み方」を、
これからも探っていきたいと思っています。