枕元のスマホを卒業。50代の私が『夜の静寂』を取り戻すまでの試行錯誤

夜、布団の中でついスマホを手に取ってしまう。

50代の私にとっても、これは長年の「やめたいのに、やめられない」悪習慣でした。

気づけばSNSのタイムラインを彷彿と追いかけ、時刻は深夜1時。そんな夜が続いていました。

かつての私は、そのせいで翌朝の体が鉛のように重く、仕事中もどうも頭がシャキッとしない。そんな「なんとなく不調」な日々を自ら招いていた気がします。

これではいけないと、私は「夜のスマホ断ち」という小さな実験を始めることにしました。

私が行った工夫は、驚くほどアナログな方法です。

まず、スマホをリビングに置いたまま寝室へ行くこと。
そして、目覚まし代わりに使っていたスマホをやめ、
あえて昔ながらの目覚まし時計を買い直しました。

最初は手持ち無沙汰でソワソワしましたが、
代わりに読みかけの本を開くと、
不思議と心穏やかに眠りにつける日が増えていったのです。

もちろん、医学的なことは分かりません。

でも、枕元からスマホが消えただけで、
私にとっては「朝、鏡の前の自分が少しだけ元気に見える」という、
ささやかで確かな変化がありました。

人生後半戦。画面越しの誰かの日常を追いかけるより、
自分の静かな時間を大切にする。

そんな整え方が、今の私にはしっくりきているようです。